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子供の歯磨きでストレス?嫌がる子供も楽しく歯磨きが出来る方法を解説◎おすすめの歯ブラシや歯磨き粉も紹介

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子供が歯磨きを嫌がる時はどうしたらいいの?

子供の歯磨きが上手くできなくてイライラしてストレスを感じてしまう‥。
子供が歯磨きを楽しめるおすすめグッズはある?

子供が歯磨きを嫌がり歯磨きが上手くできずにイライラしてストレスを感じている方もいるのではないでしょうか。
健康な歯を保つために歯磨きは重要ですが「怖い」「痛い」などを理由に、歯磨きをさせてくれない子供もいます。そのため、慣れないうちは子供の歯磨きは難しいと感じる親はとても多いです。

子供が嫌がることの多い歯磨きですが、実は少し工夫を取り入れることで楽しく習慣化させることができるんです。
今回の記事では子供の歯磨きについて、以下の内容をご紹介しています。

・子供はなぜ歯磨きを嫌がるのか
・子供が嫌がらずに歯磨きが出来る方法
・子供用おすすめ歯磨きグッズ

子供が歯磨き嫌いにならないポイントを紹介します◎

子供が歯磨きにストレスを感じる理由

歯磨きに慣れないうちに不快な思いをさせてしまうと、歯磨きの時に泣く・暴れるなど歯磨き嫌いになることも少なくありません。
忙しい毎日で歯磨きが上手くできないと親はついイライラしてしまいますが、実は子供も慣れない歯磨きにストレスを感じています。
子供が歯磨きにストレスを感じるのは、子供ならではの次のような理由があります。

子供が歯磨きにストレスを感じる理由
  • 痛い
  • 違和感がある
  • 怖い
  • 眠い・機嫌が悪い
2歳前後になると自我が芽生え始め、いわゆる『イヤイヤ期』に突入します。
歯磨きの他にも嫌がることが増えますが、これは単なる反抗期ではなく立派な成長課程とも考えられます。
さらに、小さな子供は自分が思っていることや感情を上手く表現できません。
育児や家事に追われる中でイライラしてしまう場面もあるかもしれませんが、成長のひとつの段階として気持ちを受け止めていきましょう。

痛い

歯磨きが痛いことを理由に歯磨き嫌いになってしまう子供もいます。
虫歯にならないよう一生懸命磨こうとするあまり、つい力が入り刺激を与えることも‥。
子供の歯や歯茎はとてもデリケートなので、歯磨きをする時は親指と人差し指の2本で歯ブラシを持ち、1本ずつ優しく磨きましょう。
歯茎と上唇をつなぐスジの部分(上唇小帯)に歯ブラシが当たると痛いので、指の腹で隠して磨くのがおすすめです。

歯磨きの時に痛がっているようであれば、歯ブラシの大きさが子供の口のサイズに合っているか、力加減は強すぎないか確認しながら行いましょう◎

違和感がある

歯ブラシが口の中に入ると、慣れていない子供はどうしても違和感を感じてしまいます。
一般的に生後6ヶ月頃になると乳歯が生え始めます。この時期はまだ歯ブラシを使う必要はなく、お湯で湿らせたガーゼで歯を丁寧に拭くことから始めてください。
口の中を触られることに慣れるように、お口の周りをきれいにするついでに歯もお手入れするといったイメージです。

また、歯磨きへの違和感をなくすために、何でも口に入れたがる時期に子供用の歯ブラシで歯磨きへの抵抗をなくすことから始めるのもおすすめです。
子供は無理に歯磨きをすると嫌がってしまうので、まずは子供用の歯ブラシを持たせて自由に遊ばせる感覚で歯磨きを始めてみましょう。

怖い

歯磨きの痛みや違和感が原因で、歯磨きそのものに「怖い」とイメージを持ってしまう場合もあります。
そのため、最初の段階で嫌がらないように歯磨きを楽しくできる工夫が大切です。親子のスキンシップの時間として、ゆったりした気持ちで磨いてあげましょう。
テレビやタブレットで歯磨きの動画を見せてから歯磨きを始めると、歯磨きに興味を持ってもらいやすいです。
子供を膝に乗せて、アニメやYouTubeの歯磨きの歌を歌いながら、楽しい雰囲気でお口のマッサージから始めるのもおすすめです。

出典:歯磨きイヤイヤ克服!親子で一緒に歌って、上手に歯磨き!

眠い・機嫌が悪い

眠い時や機嫌が悪いタイミングで歯磨きをすると嫌がる子供が多いです。
食事のあとに歯磨きを習慣づけようとしても、子供は食後は眠くなることもありタイミングが難しいですよね。
食後や寝る前にこだわらず、まずは機嫌の良いタイミングで歯磨きを習慣化し、慣れてきたら時間をかけてしっかり磨くようにしましょう。


嫌がらずに子供の歯磨きができる方法

嫌がる子供に無理に歯磨きすることに申し訳なさを感じる両親もいるでしょう。大人しく歯磨きをさせてくれない子供も多く、親も子供も慣れるまでには回数が必要です。
ここからは、親子で楽しく歯磨きに取り組めるコツをご紹介します。

子供用の歯磨きグッズを揃える

歯磨きの時間が楽しいものと思ってもらえるように、子供用の歯磨きグッズを揃えてみましょう。
生まれたばかりの赤ちゃんの口内にはまだ虫歯菌はいません。しっかり磨くというより、まずは歯磨きを嫌いにならないように歯ブラシに慣れさせてあげることが大切です。
キャラクターやカラフルなデザインの歯ブラシは子供が興味を持ちやすいので、歯磨きに慣れてもらうためにおすすめのお助けグッズです。

子供におすすめの歯ブラシ

  • 子供の好きなキャラクター
  • 喉の奥に入り込まない設計のもの
  • ハンドルが太くて子供が持ちやすいもの

楽しい雰囲気で行う

歯磨きを楽しい遊びと捉えてもらえるように、親子のスキンシップとして楽しく遊ぶ感覚で歯磨きを始めてみましょう。
歯磨きを嫌がる子供にイライラして「虫歯になってもいいの?」と怒ってしまうと、さらに抵抗して歯磨き嫌いになる悪循環に陥ってしまいます。
また、歯磨きの時だけ急に触られると慣れない刺激でびっくりしてしまいます。
普段から顔やほっぺたなどを触り、スキンシップをたくさん取っておくこともおすすめです。
両親の膝に頭を乗せ、歌いながら歯磨きするのも効果的です!
歯磨きが上手くいった時は「じっとしてくれたから歯磨きできたよ、ありがとう」など前向きな言葉でたくさん褒めてあげましょう。

口の中を触られるのは怖くないと感じてもらえると、スムーズに歯磨きをできるようになります◎

歯磨きの大切さを伝える

子供が歯磨きを嫌がるのは珍しいことではありません。ただ、イライラして無理矢理磨いてしまうと親子のストレスになることもあります。
そのため、なぜ歯磨きが必要なのかを分かりやすく伝える環境作りが大切です。
歯磨きの重要性を理解できるのは5〜6歳頃だと言われているので、この時期から絵本や動画で歯磨きの大切さを伝えておくことをおすすめします。
1〜2回で理解できるものではないので、何度か回数を重ねて理解できているか確認してみましょう。
虫歯になる理由や正しい歯ブラシの持ち方や歯磨きの練習など、親子一緒に虫歯予防の大切さを学ぶ時間を作るのもおすすめです。

出典:虫歯建設株式会社 / おかあさんといっしょ (Coverd byうたスタ) 【楽しく歯磨き習慣!】


どうして虫歯になるの?

虫歯ができる原因

出典:ライオン歯科衛生研究所

虫歯ができる4つの原因

虫歯は虫歯菌という細菌によって作られる酸により歯が溶ける病気のことを指します。
砂糖などの糖分が歯を溶かすわけではなく、最大の原因は虫歯菌に感染することです。
生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には虫歯菌は存在していませんが、日常生活の中で親の唾液などを通して徐々に虫歯菌に感染します。

虫歯の原因には①虫歯菌②食べもの③歯の質④時間の経過の4つがあり、この条件が重なると虫歯が発生してしまいます。

①虫歯菌
主な虫歯菌にはミュータンス菌とラクトバチルス菌の2種類があります。
虫歯菌は口の中に残った砂糖を取り込んでネバネバした物質を作り歯の表面にくっつき、そこで増殖して歯垢(プラーク)を形成します。
歯垢の中の虫歯菌が酸を作り出し、歯の表面のエナメル質を溶かすことが虫歯の始まりです。

②食べもの(糖分)
食べものに含まれる糖分(特に砂糖)は虫歯菌の大好物です。
お菓子やジュースなど甘いものをよく食べる習慣のある人は、口の中が虫歯になりやすい環境となっています。
アメやキャラメル、チョコレートなど糖分が多く粘着性のあるお菓子は、汚れが取れにくいので特に虫歯のリスクを高めます。

③歯の質
歯の表面をエナメル質と呼びますが、年齢・遺伝・生活環境により硬さや密度に個人差があるのが特徴で、虫歯の発症に大きく影響します。
フッ素やキシリトールを取り入れることで、歯の質を強化することが見込めます。

④時間の経過
虫歯は糖分を栄養にして酸が歯を溶かします。なるべく口の中に糖分がいる時間を短くすることが望ましいです。
また、同じ砂糖の量でも一度に摂取するよりも、だらだら食べる方が虫歯になる確率が高いと言われています。
子供は一度の食事で摂取できる量が少ないので、おやつでの栄養補給が欠かせません。
だらだら食べさせるのではなく、例えば10時と15時のように、時間を決めて食べさせるようにしましょう。


乳歯は虫歯になりやすい!乳歯のうちから正しいデンタルケアが大切

乳歯は永久歯に比べ歯質が柔らかく酸に弱いため、一度虫歯ができてしまうと進行が早いのが特徴です。
歯を構成するエナメル質や象牙質も薄いため、気づいた時には神経に達しているなど重症化するケースもあります。
「乳歯はそのうち抜けるから虫歯になっても大丈夫」と放置するのは危険です。
乳歯の虫歯を放っておくと次のような悪影響があるため、歯医者での治療や乳歯のうちから歯磨きを習慣化することが大切です。

乳歯の虫歯がおよぼす悪影響
  • 虫歯のリスクが高まる
  • 永久歯の歯並びが悪くなる
  • 永久歯の発育を妨げる

①虫歯のリスクが高まる
乳歯の虫歯を放っていると、虫歯菌が増え続けて他の歯にも広がります。
さらに、新しく生えたばかりの永久歯も虫歯菌の影響を受けて虫歯になってしまうのです。

②永久歯の歯並びが悪くなる
虫歯のために乳歯を抜いたり削ったりすると、空いた隙間に隣の歯が寄ってきて歯並びが悪くなってしまいます。
通常は永久歯は乳歯を押し出すように真っ直ぐ生えてきますが、生え変わりの時期に十分なスペースがないと永久歯の歯並びにまで悪影響が出てきます。

③永久歯の発育を妨げる
乳歯はエナメル質が薄いため虫歯が進行すやすく、神経まで侵されやすいです。
虫歯が神経まで到達すると、乳歯の下で生え変わりのスタンバイをしている永久歯の発育にも影響を及ぼします。
エナメル質形成不全症といって、永久歯の変色や、歯にくぼみができるなど歯が脆くなってしまうこともあります。

虫歯は虫歯菌が原因で起こる感染症で、虫歯菌が住み着くかどうかは2歳半〜3歳頃までに決まると言われています。
つまり、3歳頃まで虫歯菌の感染を防ぐことができれば、虫歯になりにくい口腔環境をキープできるのです。
虫歯菌は親子感染しやすいので「口うつしを控える」「コップや箸を使い分ける」などの対策、年齢に応じたデンタルケアグッズで歯磨きを習慣化させることが大切です◎


年齢別おすすめ歯磨きグッズ

1歳〜2歳のイヤイヤ期に歯磨きを嫌がる子供が多いですが、この時期は乳歯の奥歯が生え始める時期でもあり虫歯が出来やすいです。
じっとできない子供には、なるべく手早く歯磨きが出来るように、年齢に合わせた歯ブラシや歯磨き粉などデンタルケア用品の選び方も重要となります。
とは言え、ドラッグストアやネットショップではたくさんの歯ブラシや歯磨き粉が売られていて、子供用の歯磨きグッズを選ぶ段階でストレスに感じてしまうことも少なくありません。
このうようなお悩みを抱える両親へ向けて、子供の年齢や発達段階に合わせたおすすめ歯磨きグッズをご紹介します。

嫌がる子供を長時間我慢させてしまうと、お互いイライラしてストレスに繋がってしまうことも‥。
子供の歯ブラシは大人用の歯ブラシに比べて、ヘッドが小さく柔らかい素材で作られています。
年齢に合わせてお口のサイズも変わってくるので、子供の発達段階に合わせた歯磨きグッズを使用することで、仕上げ磨きを手早く行えるようになりますよ◎

子供用歯ブラシを選ぶポイント
  • パッケージの対象年齢を確認する
  • 子供の年齢・口のサイズに合ったものを選ぶ
  • 柔らかい素材のものを選ぶ
  • 子供が握りやすい丸みのあるハンドルを選ぶ

子供用の歯ブラシを選ぶ際は、まずはパッケージの対象年齢を確認し、子供の年齢に合わせたものを選びましょう。
小さい赤ちゃんや子供はなんでも口に入れてしまうので、口内を傷つけないよう柔らかい素材がおすすめです。
また、3歳〜4歳頃になると「自分でやる!」という自立心が芽生えてきます。
子供でも握りやすいようなハンドルが太めなものや、丸みのあるデザインを選ぶなど、成長段階に合った歯ブラシ選びを検討してみてください。

子供の歯磨きはいつから始めたらいいの?
乳歯は生後6ヶ月頃から生えはじめ、2〜3歳までに生えそろうのが一般的です。
乳歯が生えはじめる頃や、離乳食が始まった時期が歯磨きをスタートさせるタイミングです。

0歳の赤ちゃんはガーゼで拭くだけでもOK

乳歯が生えはじめる時期は、さほど歯は汚れていないので、ガーゼや歯磨きシートで汚れを拭き取ってあげるだけでも構いません。
汚れをしっかり落とすことよりも、お口の中を触るのに慣れてもらうことを目標にして優しく拭いてあげましょう。
月齢とともに歯の本数が生えて離乳食をしっかり食べるようになると、ガーゼ磨きだけでは歯磨きが難しくなるので歯ブラシへ移行しましょう。

歯みがきナップ

出典:Amazon

出典:Amazon

【0〜2歳向け】子供用おすすめ歯ブラシ

赤ちゃんの口の中は思っているよりも小さいので、ヘッドの小さいものを選びましょう。
ヘッドが大きいと歯ブラシを動かしづらいのはもちろん、歯茎に歯ブラシが当たってしまい痛がる原因になります。

また、成長とともに好奇心旺盛になってくると、歯ブラシを自分で持ちたがるようになります。
0〜2歳の小さな子供に歯ブラシを持たせる際は、安全面を考慮して次のようなタイプがおすすめです。

・喉の奥まで届かないプレートつきの歯ブラシ
・ハンドル部分を口にくわえても、すべて口に入らないリングハンドル歯ブラシ

しっかり磨く「機能性」よりも、口に入れたときの「安全性」を優先させましょう◎

【3〜5歳向け】子供用おすすめ歯ブラシ

個人差はありますが、2歳半〜3歳前後で乳歯が生えそろいます。
歯磨きの練習をスタートさせる時期なので、子供が持ちやすい・磨きやすいといった機能性を重視した歯ブラシ選びが重要です。
ただし、幼児期は大人のように鉛筆持ちができません。子供が自分で歯磨きできるような歯ブラシの特徴は以下のとおりです。

・ハンドルが太く握りやすいもの
・ハンドルに滑り止めのついた歯ブラシ
・ソフトタイプ(柔らかすぎると磨きづらい)

子供が歯磨きをできるようになるのは嬉しいですが、歯ブラシをくわえたまま遊んでしまう子供もいるので、歯磨き中の事故に注意が必要です。

・喉つき防止カバー
・ハンドルがソフトで曲がりやすいもの

このように安全性の高い歯ブラシもあるので、じっとして歯磨きをできない時期には活用してみてください。

歯磨き中の子供から目を離さないように気をつけましょう◎

子供用おすすめ歯磨き粉

歯磨き粉は絶対に必要というものではありませんが、強く健康な歯を目指すためにフッ素入りの歯磨き粉は取り入れてほしいアイテムです。
フッ素には虫歯になりにくい強い歯を作る効果があり、虫歯菌への抵抗力が高い歯に育つようになります。

赤ちゃんは生後6ヶ月頃で乳歯が生えてきますが、生えたばかりの歯は柔らかく虫歯菌の酸の影響を受けやすいです。
一方で、生えたばかりの柔らかい歯はフッ素を取り込みやすい特性も持っています。
この性質を利用して、歯が生え始めたらなるべく早いうちからフッ素入りの歯磨き粉を利用すると、虫歯に負けない強い歯を作るのに役立ちます。

子供用のフッ素入り歯磨き粉の代表的な製品は「チェックアップ」「ぷちキッズ」「ホームジェル」などがあります。

フッ素の働き

出典:クリニカ

フッ素は虫歯の発生と進行を防ぐ

フッ素には虫歯に負けない強い歯を作る効果が期待できます。

①エナメル質の修復を促進
虫歯菌が作り出した酸によって溶け始めた歯は、放置すると立派な虫歯へ成長します。フッ素には歯の修復(再石灰化)を促進する作用があるので、歯の修復を助けてくれます。

②歯の質を強くする
歯の表面はハイドロアパタイトと呼ばれる不安定な結晶で覆われています。再石灰化する際にフッ素を取り入れることでフルオロアパタイトが生成されて、酸に溶けにくい強い歯を作る効果を期待できます。

③虫歯菌の活動を抑える
フッ素には抗酵素作用があり、虫歯菌の働きを弱めて酸が作られるのを抑えます。

フッ素入りの歯磨き粉を使用したからといって、虫歯にならないわけではありません。あくまで虫歯の予防なので、毎日の歯磨きと正しい食生活が大事です。
また、家庭で使用する歯磨き粉のフッ素は、医療用のものに比べて濃度が低いです。
自宅でのデンタルケアと並行して、3〜4ヶ月に一度は歯科医院のフッ素塗布を検討することがおすすめです。

歯磨き粉の泡に違和感を感じる子供も多いです。
慣れるまでは、泡立ちが少ないジェルタイプを選ぶと良いでしょう。
また、ストロベリーやグレープ味など子供が好きなフレーバーであれば、楽しい歯磨きの習慣が身につきやすいです◎

歯磨き粉の種類ジェルタイプペーストタイプ
特徴泡立ちが少ない
汚れのチェックや仕上げ磨きがスムーズ
フッ素配合のものが多く、虫歯予防に効果的
おすすめ時期1歳前後3歳前後

よくある質問

子供の電動歯ブラシは何歳から使用していいですか?

小学生になるまでは子供の電動歯ブラシの使用はおすすめできません。
おすすめできない理由は2つあり、子供の歯が傷つきやすいことと、小さい頃から電動歯ブラシに慣れてしまうと手磨きを習得できなくなってしまうからです。

子供の歯は傷つきやすい
電動歯ブラシを使用することで、歯や歯ぐきに力が加わり歯を痛めてしまう危険性があります。特に子供はまだ力加減がよく分からないため、初めのうちは優しく磨くことを教えておくことがおすすめです。

電動歯ブラシに慣れると手磨きの方法が分からなくなる
子供のうちから電動歯ブラシに慣れていると、手磨きの方法が身につかない可能性も出てきます。
学校行事や旅行で電動歯ブラシを持っていけないこともあるので、まずは手磨きの方法を教えておくことをおすすめします。

子供におすすめの歯磨き粉はありますか?

乳歯・永久歯に関わらず、1歳半〜3歳頃まではとくに虫歯になりやすい時期です。キシリトール入りの歯磨き粉で健康な歯を育てていくことをおすすめします。
キシリトールは天然の甘味料で、虫歯予防効果が高いと言われています。

唾液の分泌の促進
キシリトールを口に含むと唾液の分泌が促進されます。唾液には口の中を洗い流す作用があるため、虫歯や歯周病から守る働きがあります。

歯の再石灰化の促進
歯は虫歯菌が出す酸に触れると歯のエナメル質が徐々に溶け出し(脱灰)、虫歯になってしまいます。キシリトールの成分がカルシウムと結合することで、歯の再石灰化(初期虫歯の修復)を促進し、虫歯になりかけている歯のエナメル質を再生する働きもあると考えられています。

プラーク(歯垢)の虫歯菌を減少させる
キシリトールには虫歯菌の働きを抑える作用もあります。プラーク(歯垢)とは歯の表面についた白いネバネバした塊で、歯にしっかりついているため簡単には落ちないのが特徴です。
キシリトールはプラークを柔らかくする作用があり、歯磨きで落としやすくなるので高い歯磨き効果を期待できます。

子供が嫌がる時の歯磨きのコツはありますか?

子供は眠い時や機嫌が悪い時は特に歯磨きを嫌がる傾向にあるので、なるべく機嫌が良いタイミングで歯磨きを行うのがおすすめです。
また、いきなり口の中に歯ブラシが入ってくるとびっくりして嫌がることもあります。
歯磨き用の鏡を利用し口の中を見せて、今から何をするのか説明しながら歯ブラシを少しずつ動かすのも効果的です。
忙しくてイライラしながら歯磨きをすると、つい力が強くなってしまいます。
イライラしてしまう時ほど、優しく磨くことを意識してみましょう。


子供の歯磨きでストレス?嫌がる子供も楽しく歯磨きが出来る方法まとめ

子供が歯磨きを嫌がる理由、嫌がる子供も楽しく歯磨きが出来る方法についてご紹介しました。

小さい子供は口の中を触られると痛い・違和感がある、まだ歯磨きの必要性が理解できないという理由から歯磨きを嫌がってしまいます。
また、『イヤイヤ期』に入ると、歯磨きだけでなくいろいろなものを嫌がるのは当然のことなので、子供の歯磨きが上手にできないからといってご自身を責めないようにしてください。

子供に人気のキャラクターの歯ブラシや、甘いフレーバーの歯磨き粉など、歯磨きに興味を持ってもらえるような商品がたくさん販売されています。
これらのお助けグッズを利用して、歯磨きはスキンシップのひとつと捉えて子供との歯磨きの時間を楽しんでみてください。